メールマガジンNo.124
・ ・・‥‥‥ 劇団態変メールマガジン ‥‥‥・・・
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態変メルマガ★e-imaju 2011/12/10|No.124
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Web→http://www.ne.jp/asahi/imaju/taihen
あっという間に今年も師走を迎えました。寒さに思わず身が縮みま
す。皆様いかがお過ごしでしょうか?
今回のe-imajuでは、劇団態変主催のクリスマスパーティの情報等を、
お届けします。
○NEWS○ 態変クリスマスパーティーへのお誘い
○TOPIC○ 情報誌IMAJU最新52号 本日発売!!
○DIARY○ 12月3日 講演会とパフォーマンスのこと 愛澤咲月
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○NEWS○ 態変クリスマスパーティーへのお誘い
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劇団態変では、12月25日にクリスマスパーティーを行なう予定
です。態変のクリスマスパーティは、宗教を問わず、年に一度、世界
中にいる数多くの受難者たちと、生命あることへの感謝を祝える日。
心からの命への、未来へ向けてのささやかなお祝いとして行ないます。
その態変のクリスマスパーティに、e-imaju読者の皆さんもお誘いし
たいと思います!
「転びそうな今だからこそ、態変の次なる100年へ、体当たり!!!」
が、今年の態変クリスマスパーティのテーマです。
今年の3月に起こった東日本大震災は、2万人が犠牲となる被害を
もたらし、原発爆発はその被害を増大し続けています。
人々の不安も増大し、態変の地元大阪では独裁者をのさばらせ、先人
が築いてきた貴重な制度や居場所も奪われてしまっています。
そんな状況の連鎖として、劇団態変も存続の危機を迎えています。
利用してきた助成金の制度が無くなるため、制作・黒子等、人材への
投資は不可能になり、今後の公演が打てなくなるかもしれない、とい
う事態です。
しかしこんな状況だからこそ「100年、200年残るような表現を創っ
ていくぞ」と、この困難に体当たりをぶちかましていきます。
皆さんのお力をお借りしてでも、世界に誇れる態変の表現を残したい!
と考えています。
ギリギリの状況でも楽しみ切って、被災された人達とも繋がってい
く。そんな態変のクリスマスパーティとしたいと思います。
参加者限定40名です。是非、ご参加下さい!
・・・・・・・information・・・・・・・
■態変クリスマスパーティー
「転びそうな今だからこそ、態変の次なる100年へ、体当たり!!!」
日時 12月25日(日) 17時~20時(16時半開場)
場所 メタモルホール(劇団態変事務所1F/JR東淀川駅から徒歩3分)
●参加費 1000円
●持って来てほしい物
・プレゼント(手作りか、500円以下の物)
・ボタン(タンスに眠っていたモノ、どんなものでも)
・絵本(持っている方は。被災地の子供たちに送ります。)
●服装
お洒落して来て下さい。但し、震災で被災した方への追悼の思いを込
めて、何か黒色のモノと反原発グッズ(手製でも既製品でも何か)を
身につけて来て下さい。
●内容
クリスマスディナー、プレゼント交換、態変メンバー有志によるライ
ブ、歌、落語、手品など様々な出し物などを企画しています。
※食事は態変事務所でご用意します。
飲み物は乾杯の1杯といくつかのお酒、お茶は態変でご用意します。
それ以上飲みたい方は、別途飲み物代を徴収させていただきます。
◎申込
定員40名(会場の都合で人数を限らせていただきます。
参加をご希望の方は12/12(木)迄に、劇団態変までご連絡下さい。
※参加人数把握の必要がありますので必ずご予約をお願いします。
[連絡先]
劇団態変
tel:06-6320-0344/mail:taihen.japan@gmail.com
大阪市東淀川区西淡路1-15-15
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○TOPIC○ 情報誌IMAJU最新52号 本日発売!!
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今回のクロスオーバー談義は、劇団態変の新作公演『喰う』で共演
していただきました伊東乾を迎え「音と身体の宇宙(コスモス)へ」
と題してお送りします。
劇団態変2011年新作公演『喰う』を楽曲提供とピアノ演奏にて
共に創っていただいた伊東乾氏は、ドイツと日本をめまぐるしく往還
しつつ指揮・作曲・著述と多彩な活動の合間を縫って、五月、七月、
九月と作品の創り込みと稽古のため劇団態変稽古場に詰めていただき
ました。その際には役者の家に泊まり込み共に銭湯へ行き、と気さく
な側面も。この対談は、いよいよ『喰う』の作品としての相貌が姿現
しつつあった七月稽古の合間に収録された熱き対話でした。
是非お買い求め下さい。
・・・・・・・contents・・・・・・・
[追悼 宗秋月さん]
在日の女神となった宗秋月/丁章
宗秋月さんの詩について/仙城真
[映画評]
日韓対決! 障害者恋愛映画上映会
『オアシス』vs『ジョゼと虎と魚たち』
[劇評]3・11以降を描く /広瀬泰弘
[書評]『生命は重力が進化させた』西原克成 著 /評者・三上映子
[イラスト & エッセイ]伊祖から届く風 /メラミキコ
[寄稿]在米マイノリティを訪ねて /川崎那恵
[被災地支援レポート]映画の前に /小池照男
金満里のページ
『ファン・ウンド潜伏記 ―朴璟琅同行の新たな旅路―』
韓国古典真髄への旅
◎購読案内
情報誌イマージュは年3回発行です。
各号1冊500円 お得な年間購読 1年間(3号分)1000円
ご購読を希望される方はこちらからご注文下さい。
http://www.asahi-net.or.jp/~tj2m-snjy/imaju/koudoku.htm
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○DIARY○ 12月3日講演会とパフォーマンスのこと 愛澤咲月
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12月3日「サバンナの地で次代の希望を育てる」という態変の事務
所で行なわれた講演会で、ケニアのナイロビでマトマイニチルドレン
ズホーム(孤児院)を経営されている菊本照子さんのお話しを聞かせ
ていただきました。
テレビでケニアという国を見たことは何度もあったので、知っている
つもりでしたが、菊本さんのお話を聞き、ケニアで暮らす人々の生活
の現状に言葉を失いました。
ナイロビの人口336万人の半分以上の人々が一日一ドル以下で生活
しているというのです。
そんな中、ナイロビ郊外にあるマトマイニでは、設立から20年間で
荒れ地のような敷地に辛抱強く木の苗を植え、今では野菜も育てられ
る緑豊かな土地をつくりだしていました。
写真でスラムの様子も映し出されていました。日本では考えられない
ぐらい悪い環境の中でも、生き生きとしている子供達の笑顔が印象的
でした。
スラムに住む貧困層の人たちは教育が受けられず、売春やかっぱらい、
麻薬の仲買人みたいな手っ取り早い仕事につくしかなく、だから収入
が少なくてその子供達も教育が受けられず…、という悪循環がある事
を聞きました。
マトマイニでは貧困層の生活悪循環を断つ為に、若いシングルマザー
達を、マトマイニの仕事のひとつであるフェルトの動物づくりに雇用
するプロジェクトも行なっています。これはスラムでも大きな希望に
なっているそうです。
私は15分間のパフォーマンスを下村氏とさせていただきました。
当日は「緊張する~」と言いながら、緊張感を持とうとしましたが…
覚えたての動きを頭の中でイメージすることにいっぱいいっぱいにな
りすぎて、幕が開き、幕から出てもまだ大して緊張はできていなかっ
たのです。
ところが、起き上がり、たくさんの観客を見たとき、急に緊張し、軽
くパニックに。最後の練習で演出家から出ていたダメ出しが全部吹っ
飛んでしまいました(><)
本番にとても弱い愛澤です…。
下村氏の頭にしがみつくシーンでは、今までで一番力が入っていたと
自分では思います…。
今回のパフォーマンスで、愛澤は初めて観客の前で歩きました。私は
自分の歩き方が嫌いです。その歩き姿を観客にさらすなんて事は一生
ないだろうと思っていたので、心の準備も無いまま42人もの観客の
前で立つことになり、どんな風に見え、どう思われるだろうかと不安
を抱えていましたが、菊本さんから「素敵なパフォーマンスをありが
とう」と言っていただき、またたくさんの方から感想をいただき、表
現の幅が少し広がったのかな、と思っています。
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編集後記
愛澤の報告にありますように、菊本さんの講演会では42人の方々が
メタモルホールに来て下さり、2階で開きましたカフェやケニア物産
の販売も盛況の内に終わりました。ご参加いただいた皆さん、本当に
ありがとうございました。
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