劇団態変
態変メルマガ e-imaju
メールマガジンNo.131
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態変メルマガ★e-imaju 2012/04/25|No.131
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Web→http://www.ne.jp/asahi/imaju/taihen
お花見はされましたか? 桜もちり今度はツツジの季節。
色とりどりのツツジ見物と洒落込む、そんな気分でメルマガをお届けします。
○TOPIC○ 稽古 新人黒子
○INFORMATION○ 『天にもぐり地にのぼる』チケット発売中!
○TOPIC○ 情報誌イマージュVol.53 発刊!
○DIARY○ マルリ日誌
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○TOPIC○ 稽古 迷言日和 山本真子
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金さんが、腕を上げると何かが生まれる気がする。
金さんが寝転がると、何かが弾ける気がする。
断片的にしか見えていないが幕の向こうでは宇宙があったに違いない。
舞台にいる金さんは金さんじゃない気もした。
神獣みたいな?
かと、思えば、儚い妖精のような。
セピアの照明と不思議な音楽。
こりゃ、私は相当凄まじい世界の一部にいるな。
まじまじと見ていた。
舞台にいるのは、だれ?一体何が起こってんの?
引き込まれる。
引き込まれた結果、ビデオには心霊現象のように幕の間から私が映っていた。
おいおい…。自重しろ。私。
稽古後、わたしは、改めて金さんにあった。
あ、金さんだ。
今日気づいたことだが、どうやら私は金さんの目が好きだ。
とにかく、好きだ。
だから、目を見るとニヤニヤしてしまう。恐ろしい変態であった。
ここにいたら、私の変態度は確実に上がる。だが、気にしない。
私は、この宇宙が見たい。
心の底からそう思った。
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○INFORMATION○ 『天にもぐり地にのぼる』チケット発売中!
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『天にもぐり地にのぼる』
メタモルホールの極小空間から天地を射抜いて宇宙に誘う
[日時] 5月25日(金)19:30~
26日(土)16:00~
27日(日)14:00~
[会場] メタモルホール(JR東淀川駅から徒歩3分)
場所 http://www.asahi-net.or.jp/~tj2m-snjy/meta/meta_map.htm
[チケット]前売(一般)3000円
(学生・シルバー)2500円
(障害者+介護者ペア)5000円
当日 3500円
【ご予約】
●tel:06-6320-0344
●ホームページ上でのチケット予約
http://www.asahi-net.or.jp/~tj2m-snjy/form/ticket.html
※限定30名。誠に申し訳ありませんが会場の都合で車イス席は各公演1席です。
必ず事前にご予約をお願いいたします。
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○TOPIC○ 情報誌イマージュVol.53 発刊!
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情報誌イマージュVol.53 ができあがりました。
今回の目玉は、演劇学者・池内靖子さんと金満里のクロスオーバー談義。
「女優の誕生と態変のはじまり」と銘打たれたこの対談は、劇団態変を
日本の近代演劇史の中へ位置づけるという画期的な試みとなっています。
また今号は、2月と3月に相次いで亡くなった、劇団態変生え抜きの役者
である木村年男・福森慶之介へ送る追悼特集でもあります。
今回はなんと巻頭グラビアつき。
それから、福森慶之介の最後の舞台の劇評3本立て
(うち一つは、「絵による劇評」という新しい試み!)、
金満里が木村年男のために書き下ろした文章、と中身も力入っています。
是非、みなさんにも今号を手に取っていただき、劇団態変の歴史の中でも、
ひときわ異彩を放ち、観る者の目を釘付けにしてしまう二人の役者に
出会っていただけたらと願います。
そして、不躾ながら、この場を借りて、みなさまにお願いがあります。
私たちの発行しているこの情報誌イマージュも、劇団態変存続の危機に伴い、
刊行が危うくなっております。
購読者数が確保できなければ、刊行のための費用は持ち出し、
悪くすれば廃刊もやむを得ないという事態です。
あと100人の購読者が必要です。
逆に言えば、もっと多くの方に購読していただけたら、
劇団態変が活動を続けるための資金となります。
どうか、劇団態変の活動を支えるために
『異文化の交差点・イマージュ』の購読者拡大にご協力くださいますよう
お願いいたします。
Vol.53 詳細はコチラ→http://www.asahi-net.or.jp/~tj2m-snjy/imaju/imaju.htm
ご購読申込はコチラ→http://www.asahi-net.or.jp/~tj2m-snjy/imaju/koudoku.htm
バックナンバーはコチラ→http://www.asahi-net.or.jp/~tj2m-snjy/imaju/backnumber.htm
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○DIARY○ マルリ日誌
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劇団態変活動の危機が本格的に始まる4月、がいよいよ来た。
この荒波を乗り越える奮闘を、追い詰められた者の優雅な心持ちでいるために、
金満里(韓国語でキム・マルリと発音も有)の日誌としてお届けしたいと思う。
4/1 ダイレクトメール発送完了
4/3~10 東京行き
ギョエー! 私金満里の映画を作りたいという大浦信行映画監督の要請有り。で、ロケのため東京滞在。
大浦監督の映画「天皇ごっこ 見沢知廉・たった一人の革命」の続編をと来阪されたが私と話した結果、
やはり金満里の映画を作りたい、ということでロケへも力が入る。
この撮影でこれまで芝居の世界とは違う映画の世界に触れることになった、
私にとってリフレッシュの機会となる。
4/10 イマージュ改装工事引き続き
健常者スタッフがいなくても最低自分の週二回開く研究所のメタモルへ、
介護者一人でも私を中に入れれるように改造。
パッと見は、とても健常者では思いつかない、玄関先でのた打ち回る奇抜な方法で玄関で出入りする改造。
これぞパフォーマンスといわずして何を言うといった感じに仕上がること間違いなし。
4/12 『天にもぐり地にのぼる』稽古開始
黒子中心二人と、手伝いで一人まだ足らない
4/14 昼間役者会議、夕方からお花見
4/15 原発を問う大阪民衆法廷
4/16 金満里身体芸術研究所。カフェ・ギャラリー相談
4/17 制作仕事のメール書き沢山
4/19 『天にもぐり地にのぼる』稽古。三人目の足りなかった黒子、日替わりで三人決り説明会
4/20 情報誌イマージュVol.53出来上がり発送準備
4/22 宗秋月さん一周忌法事。追悼企画・木村年男名場面上映で偲ぶ会
4/24 『天にもぐり地にのぼる』稽古
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編集後記
劇団態変では、野外へ繰り出してのパフォーマンスを企てております。
第一弾のお花見企画では、夕暮れ時、舞い散る桜の中でのパフォーマンスに、
ご好評をいただきました。そして第二弾は来る5月21日。金環食の頃を狙い、
平日早朝から役者が舞います。場所は、新大阪駅徒歩3分の公園。
みなさん、月曜の出勤・通学前のひとときを、一緒に過ごしませんか? 詳しくは追って。
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劇団態変メールマガジン e-imaju
編集/配信:イマージュ
〒533-0031 大阪市東淀川区西淡路 1-15-15
tel/fax 06-6320-0344
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