劇団態変
態変メルマガ e-imaju
メールマガジンNo.138
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態変メルマガ★e-imaju 2012/09/22|No.138
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Web→http://www.ne.jp/asahi/imaju/taihen
ようやく秋の気配を感じるようになってまいりました。皆様いかがお過ごしでしょう
か? 今回のe-imajuでは、劇団態変新作公演『虎視眈眈』の情報等を、お送りいたし
ます。
○TOPIC○ 『虎視眈眈』開演まであと二週間!!
○DIARY○ 明日、世界をひっくり返すような舞台 下村雅哉
○ESSAY○ 未来に向かって、ジャ!〜ンプする為の『虎視眈眈』 金滿里
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○TOPIC○ 『虎視眈眈』開演まであと二週間!!
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『虎視眈眈』開演まであと2週間となり、作品製作も最終段階に入っております。9/12
には大手4紙他メディアの方々を迎え、シーンプレビュー及び制作発表会を致しました。
1シーンと記者会見の模様を断片ですがYOUTUBEにて公開する予定です。是非『虎視眈眈』
特設ホームページhttp://taihen.amsstudio.jp/index.htmlをご覧下さい。大津波、ラバー美術、
色とりどりのチューブ、無数の玩具など、態変ならではのおもちゃ箱をひっくり返したよう
なアッと驚く舞台美術と、躍動し、振動し、鼓動する役者の身体表現をウイングフィールド
という超密室空間で臨場感たっぷりにお楽しみいただけます。劇団態変57作品目となる本
作品では、態変が29年間追求してきた抽象身体表現と、「笑い」「泣き」「恐怖」「痛快」
「怖いもの見たさ」あらゆる感情の渦に巻き込む、層構造を持ったストーリー性を融合させ
た作品です。作家・高橋源一郎氏をして「涙が出てくる。いったいこの涙は何なんだろう。」
(文芸春秋「文學界」9月号)と言わしめた本作品。ラストには高橋源一郎氏も体感された
『涙』と共に爽快な後味を噛み締め帰路に着く事になると思います。今秋10月5日〜8日
は超濃密な1時間を是非ウイングフィールドでお過ごし下さい。
■劇団態変新作公演『虎視眈眈』
[日時]
10月5日(金)19:30開演
6日(土)14:00/19:30開演
7日(日)14:00/19:00開演
8日(月・祝)15:00開演
( 会場にて1時間前より整理券を配布。開場は公演の30分前。)
[会場] ウイングフィールド
●公演案内こちら(『虎視眈眈』特設ページです。是非ご覧ください)
http://taihen.amsstudio.jp/index.html
http://www.asahi-net.or.jp/~TJ2M-SNJY/upcoming.html - 2012-10
【ご予約】
●tel:06-6320-0344
HPからのご予約はこちら
http://www.asahi-net.or.jp/~tj2m-snjy/form/ticket2.html
※誠に申し訳ありませんが会場の都合で車イス席は各公演3席です。
必ず事前にご予約をお願いいたします。
なお、車イスの方は開場10分前迄にご来場お願いします。
※受付にて劇団態変賛助会員証提示の方に限り、チケット料金から500円を払い
戻しさせていただきます。
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○DIARY○ 明日、世界をひっくり返すような舞台 下村雅哉
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9月15日。今日で本番初日まであと20日。明日から重要な連続稽古が始まる。
この一週間公演チラシを持ち、時間を見つけては、酒屋や喫茶室、集会所など訪ね
て「公演をします。このチラシを置いて下さい」と頼み込む。すると相手方のリア
クションは様々。
チラシを見て「かっこいいね」とか「あなたも出るの・・」などある。無論、門前
払いもある。どなたも最初は驚きか戸惑いの表情が見える。
「障害者が芸術舞台を・・・??」という表情だと感じる。しかし、そこからコミュ
ニケーションになる。言えば「障害者である」ことがはじめの掴みになる。
先日深夜テレビで「高倉健」の特集があった。思わず最後まで見入った。俳優とし
て、映画人として、役者として、生き方は惚れ惚れした。その中で「私生活は絶対
に見せない」ということが印象に残る。
もちろん、「高倉健」と並んで考えるとは、恐れ多いが・・・
「役者は私生活を出すな!」は基本だと思う。しかしながら障害者役者は、障害者
ゆえの「変な注目」を浴びる。それは、まだ障害者が役者をするという概念があまり
にもデータとしてないからだ。
明日、世界をひっくり返すような舞台を作り上げていきましょう。
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○ESSAY○ 未来に向かって、ジャ!〜ンプする為の『虎視眈眈』 金滿里
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いや〜、全く! 公演チケットが売れないって。
日本が一番グチャグチャで変な世界へ引きずり込んでいる張本人なんだけど、政治も
自然には逆らえないのを良いことに、国の全くの無責任で無策さはもっと怒らないと。
ここから始まる、人類破滅へのシナリオがあるっていうのに。
世界中の国境だの経済だの、不穏情勢はもうそこら中に、同時多発しているものね。
もう何を言葉でいっても、現実に対する効力なしじゃない? ウソっぽいじゃない。
だからこそ舞台がある限り、できる限り手足振り回して、現実に触れんのよ。
いい加減な内容じゃ、もう我慢堪らんわけよ。
だから『虎視眈眈』という作品でなきゃ、今は駄目なの! 観に来て、みんな。
このままで済むと思う? 済んで良いと思う?
まだ何にも触れられていないし、何も創り出せていないのに、その土台になる世界の
終わり、なんてそんなもんに立ち会わされる、なんてまっぴらじゃない! そんなの
冗談じゃない。絶対このままにしてなるものか、って思う心で次を用意し、大きく
ジャンプするんよ。
できる、できる。
絶対に! 何がなんでも、この舞台に触れて感じて、言葉にして。
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編集後記
関西だけの話題で恐縮なのですが、本番を控えこのような動きも行なっています。
劇団態変の公演情報が9/22(土)神戸新聞の朝刊に掲載されます(情報のみ)。
そして、地域FMであるFMわいわい(神戸)で9/29の12:10〜、FMハナコ
(守口)でも10/2の17:15〜それぞれ15分間、態変の役者が出演する予定です。
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編集/配信:イマージュ
〒533-0031 大阪市東淀川区西淡路 1-15-15
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