さなぎダンス企画#12
出演者紹介
孔 麻璃子 KOH mariko
京都市出身。左近幸子バレエスタジオでバレエを始める。神戸女学院大学音楽学部舞踊専攻卒業後、スイスのバレエジュニアジュネーヴ/ Ballet Junior de Genève、ドイツの国立劇場プレマーハーフェン/ Stadttheater Bremerhavenに所属。フリーランスに転向後、Grand Théâtre de la Ville de Luxembourg, Unterwegstheater Heidelberg, Forum am Schlosspark - Stadt Ludwigsburg, Steptext dance project Bremenなどで踊り、今年の春にベルギーの王立モネ劇場/La Monnaieで踊る。
□様々な線/line/borderがカラダの中そしてこの世の中に存在します。そこからたどり着いた‘Line+’。そして、花言葉のように相反しているようでそうでない‘gerbera’。それぞれからナニカを感じ、シェア出来たらうれしく思います。
山根海音 YAMANE mion
4歳から15歳までシンクロナイズドスイミングに没頭し、その後ダンスに移行。 神戸女学院大学 舞踊専攻卒業後、テーマパークでダンサーやシンガーとして活動し、アリーナツアーなどにも出演。2019年3月より Co.山田うんに所属し、ダンスに演劇と 活動の場を広げている。USJ時代の同期と共に「今やりたいことを形にする」というコンセプトのもと結成した a.vansis project のメンバーとして振付も担当し、大阪を拠点に定期的に公演を行っている。
□日々を頑張っているとつい、生活するために生きているみたいになってしまう時があります。けれども踊る事で、忙しさの中に埋もれてしまいそうになる細やかな気持ちを発見し、ロボットではなく人へと還って来ることが出来る。心も身体も自由で、創造力ひとつで何処へだって行けるし、何にだってなれる。そんな気がします。本日観に来て下さった皆様にも、このひととき そんな奇跡をお届け出来ますように。
小泉ゆうすけ KOIZUMI yusuke
1988年態変に参加。以降、ほとんどの作品に出演。2001年、エディンバラTheatre Workshopにて「Kaguyahime」に客演。2012年「福森慶之介一世一代 又、何処かで」では故福森慶之介の相方役を務めた。集中した演技と、独特のバランスを持った身体表現には定評がある。
渡辺あやの WATANABE ayano
2017年『ニライカナイ–命の分水嶺』で初舞台、同年5月『幻視の郷』にてパフォーマーデビュー。2019年6月『箱庭弁当』では初の主演を果たす。自分の掌の動き、固い、柔らかい。自分の身体がある。日々多々発見。「自分だから出来る」演技を見せたい! と格闘中。
下村雅哉 SHIMOMURA masaya
2006年『ラ・パルティーダ〜出発'06』より態変に参加。以降、態変の身体表現を体現する役者として、毎回主要な役を務め、『ミズスマシ』『ヴォイツェク』では主演。地面から空間を歪め、捻れ蠢く身体は、見る者の「美」の価値観を揺さぶるだけでなく、存在自体をも問う。