トンベッコ・タリョン(椿花打鈴)について

小手先の模倣をされることを嫌い頑なに録音を残さなかった金紅珠だったが、唄の稽古のためだとねだって無理やりに吹き込んでもらったテープが、たった一つだけ残っている。
曲は、椿の花に託して嫁に行く娘に対する母親の心情を歌ったものであると、後に知った。
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