劇団態変第59回公演

ヴォイツェク



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ヴォイツェク Woyzeck

第1場 咬み合わない螺旋状
第2場 広野
第3場 情婦の住み家
第4場 検体
第5場 追う
第6場 学者医の実験検体成果
第7場 鼓手長の乱舞
第8場 浮気の発覚
第9場 乱闘
第10場 情婦殺し




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精神の深淵、巨大な闇へと落ちてゆく…
  不条理な日常に生きる、人間の悲哀

今回劇団態変が挑む作品はゲオルグ・ビュヒナー原作の『ヴォイツェク』
19世紀前半のドイツを舞台に、底辺を生きる下層民の境遇と悲哀、
やがて狂気へと落ちてゆく人間の弱さを、
徹底した身体パフォーマンスによって、描き出します。

「ヴォイツェク」は、劇作家ゲオルグ・ビュヒナーによって、実在の殺人事件の精神鑑定記録をもとに1835年に執筆された未完の戯曲です。この作品の主人公である下級軍人ヴォイツェクは、貧しさのために理髪師として大尉の髪を切る仕事や、自ら医者の実験動物となり、周囲からの侮辱を受けながら日々の生計を立てています。そんなある日、愛人のマリーが鼓手長と浮気していることを知り、彼の精神は深い闇へと崩壊していきます。作品では、やがて「内なる奇妙な声」に突き動かされ、マリーの殺害を決行していく情景までが描かれています。作家の死後40年を経て、ほとんど判読不能の草稿を復元させることで、ようやく日の目を見たこの作品は、ビュヒナー生誕200年を迎える現在においても、多くの表現者たちが上演し、また映画化もされてきた問題作です。




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ヴォイツェク(下村雅哉)
働くばかりで貧相な下級兵。愛人との間にできた子供に、教会で洗礼を受けさせることもできないほど貧しいと嘆いている。大尉の髪を切ったり医者の実験動物となって、はした金を稼ぎ、暮らしている。
大尉(小泉ゆうすけ)
戦争でもなければ、常に暇を持て余し憂鬱が襲う軍人。エロ爺。ヴォイツェクに自分の髪を切らせている。
軍医(楠本哲郎)
業績をあげるのに躍起となっている神経症。ヴォイツェクを実験動物して雇い、彼にえんどう豆のみを食べさせている。
鼓手長(かんたろう)
ヴォイツェクの愛人・マリーの浮気相手。酒飲み。自分のことを「男の中の男だ」と思っている。



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