”ウイング再演大博覧會"は、ウイングフィールド開館当初から続く名物企画。初代プロデューサー中島陸郎氏が1993 年に企画立案し、関西小劇場界においても伝説的な演劇祭と呼ベる企画となっている。キャッチコピーは「見逃した芝居は面白い」。
ウイングフィールドが厳選して声掛けした団体が、過去に上演した名作をブラッシュアップし再演する機会として開催されて来た。それは、密接な空間で生まれる小劇場の再評価と再創造の機会であり、観客にとっては記憶に残る名作との再会、見逃していた傑作との出会いと、新たな視点での体験を提供することを目指している。
今回の開催は、「絶対オモロイ。だって観たから。」をキャッチコピーに、ウイングのスタッフが自信を持っておすすめできる団体を厳選。新型コロナウイルス感染症の影響からその先へ進む意味も込めて「再演博、再起動」を旗印に、創り手にとっても観客にとっても、再び演劇の魅力を再発見してもらえる、新たなスタートとなるような演劇祭としたいと考えている。