表現する徹底非暴力の反戦通信1

 3/2は感激的でした。皆さん本当に、心からの感謝です。さて、今の状況はいても立ってもいられません。

 連日の米国のイラクへの攻撃は激しさを増し、石油が目当てだということがはっきりしてくるのみです。長期化はないとうそぶき戦争に持ち込んでしまえば、米兵という米国民も人質を捕られている状態では、ズルズルと認めざるを得ないという、ブッシュ政権のイカサマさが露呈するばかり。

 韓国は男の国民が3年の徴兵制です。米国との協定は日本と同様結んでいて、今その韓国兵の米国派遣を米国は韓国へ求めている模様で、韓国国会で認めるかいなかを議会で審議をしようとしています。韓国民は米国のイラク攻撃に反対していて、連日の反対行動が自分のこととして行われています。

 私は、こんなに早くに韓国の出兵が議題にのぼるとは思ってもいませんでした。戦争はやはりひたひたと"まさか"の日常の繰り返しの中からいきなりやって来る、と言うのを思い知らされます。そんな馬鹿な!!!と言う思いであり、ひたひたと押し寄せてくるものへの危機感が足らなかったんだと思い知るときは遅し、なんて"絶対に嫌だ"と思いながらも、まだまだ現実を知らされていないことを考えると恐ろしい限りです。

 今、日本の議会も、有事立法の成立と戦後初の教育基本法の改悪、を議会に乗せる見込みで、議案に乗せれば通るのは必至と(これが本当ならもっとあわててこのこと自体への反対も言わなければ)も聞きます。

 米国は自国民からの出兵で犠牲者は出したくありません。韓国兵を最前線で使いたいし、できれば日本も徴兵制にして韓国民同様に使いたい。それ程私たちアジア人は、アラブのまだ下だ、と聞きます。その米国の意向への追随は、戦後の日本を作ってきた自民党の体質です。

 戦争への準備は、教育と軍事への法改悪との両輪でやって来ると言われます。今正にこの時期が日本にとっても、その2つの危機として推進されようとしているのを感じます。

 日本に住む私達は、もっと先のビジョンを持ち、今に迫る危機感を感じるべきです。丁度、この4月に軒並み地方の選挙があります。反戦の視点で意思表示を投票としてしなければいけません。国民に保証されている、議会制民主主義への権利、を充分に意識して下さい。このチャンスを逃していてはもう個人としての権利も放棄したと同じことになります。

 その為に何でも良いから、行動を続けて下さい。

'03.3.29

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表現する徹底非暴力の反戦通信2

今回の米国のイラク侵略に対しての反戦行動の通信を、記録の意味でも、終わるまでできるだけ続けていこうと思います。

一昨日のピースウォーク行ってきました。米国のイラク攻撃への抗議行動は、
●1/18 若者の「ぐろっぴぃ」企画から初参加。その日は、アピールとダイインからデモ行進

●3/2 私の劇団態変・イマージュで呼び掛けた、この通信名となった「表現する 徹底非暴力の反戦」を企画

「箕面チャンゴの会」プンムルという韓国の芸能で練り歩きを先頭に(正確には先頭は態変役者の福森とスタッフの川喜多が横断幕持ってでしたが)で、稽古場のある廻りをJR東淀川駅を通っての20分程度のデモ行進を50人ぐらいで行う。その後、態変稽古場の小さなスペース「メタモル・ホール」を使って、表現を行った。
私も含め身体パフォーマンス数組。そして戦争になれば一番の犠牲者といえる子供も参加して貰いたいとの思いで、工作-光りの万華鏡を作ろうワークショップ・紙芝居をしてもらい、熱心に大勢の大人達に交じった子供達も一緒に楽しめました。そしてジャズ・サックス奏者で有名な、山本公成氏がバンドして参加していただいたのと、私とのコラボレーションで昔の運動仲間の尺八奏者福本卓道氏の、両氏が快く参加していただけぐっと場を盛り上げていただいた。

そして数々の展示やデュオの歌そして、最後の締めくくりにNYの反戦の動きと米国のマスメディアの規制を追ったフィルムの上映とお話があり、その後ディスカッションへと、時間を忘れるかのような勢いでの全員が何か言いたいとの熱い思いの伝わる発言が続いた。

私の廻りの若い介護者達には、身体パフォーマンスを3人で行った「びっくり3人組」が、非常に衝撃的で大学生などにもっと観せたら日本のしらけ学生にとって一石を投じるるのでは? との意見も聞けた。この企画は、いろんな層がプロからアマまで幅の広い表現者達として、同じステージで反戦を表現する試み、に意味があるし、芸術の果たす役割だと思う。それは、確実に最後討論へと6時間以上に渡る企画にも関わらず、集中力が最後に行く程に熱気を帯び多くの参加者が残ってくれ、心から心へと広がり、メタモルという場だけでは収まらず、確実に壁を突き破って伝播していくようであった。

マスコミにも注目され、何社かは小さくでも掲載し、記者には「今後とも続けられるのですか?」 との質問もでるなど、芸術の巻き込む本当の力を再発見させる機会として、世に提示できたかと思う。

●3/18 米国より48時間でイラク攻撃する、の発表あり。諦めの気持ちが走るが、メールに水フォーラム前でのキャンドルの呼び掛け入る。この日の夜の「金満里身体芸術研究所」を急きょ、京都国際会議場での「水フォーラム」前のキャンドル行動へ移す。

●一時間ぐらいであっさり終わりとなったので、大阪の米国領事館前で始まったというピースボートのメンバーによる48時間ハンストへ直行。15人ほどの若者達、テントも張らず布団もなく私達の時代とは違い、全く軽装のハンストでびっくり。歌も歌ってはいるがなぜか元気がないように感じて、帰り際に「通りの人は関心示しているので、もっと歌とか歌ったほうが良いよ」と老婆心を発揮して去る。
ニュースステーションの評論家の「一週間もすれば、戦争は終わりますよ」と、もう始まるものとの言葉が恐く、どうしてそんなに確信ありげにいえるのか、無責任極まりない態度に此奴の顔だけは覚えてやろうと、心に刻む。

●3/20 とうとう米国はA.M11:30頃、空爆開始。馬鹿なことに手を付けてしまった人類の責任はどのように問い返し酬いたら良いのか・・・途方に暮れる。

●3/22 p.5〜、米国領事館前、抗議行動へ参加。もう一つ盛り上がらない。

●3/29 ピースウォーク。

ピースウォークという形への参加は昨日、始めてだった。15年ほど前に、米国のボストンからニューヨークまで2ヶ月半掛けての「ピースウォーク-平和行進」へ参加したことがあり、今回のものはどんなものか期待があった。大きなドナルドダック?の張りぼてを先頭に、長蛇の列で労働組合も市民も一緒に声を合わせてやる。米国での二ヶ月半のものとは全く違うものだというのも解り、それはそれで良かった。4時に集まり、ウォーク始まり5時15分前まで、スピーチというか昔風に言うとアピールが続き、その中で韓国青年同盟のアピールが心を打つ。

私はその前日、「フライデー」の米国のイラク攻撃記事の写真を見て、ショックの余り正視できず泣く、という感情が吹きだしてしまった。バクダットでの市場の一般市民への空爆の犠牲者である。男の子が目を開けたまま頭の上の方だけが土に埋ったかのように、不自然に横たわっている写真と見えた。しかしそれは正視しなくても瞬間に事の自体を察知し、感情の方が先に出、もう一度確かめる事ができなかった。その雑誌を部屋の片隅に置きながらも、その写真を正視するまでには丸一日以上掛った。その日のピースウオークへ出る前に、やはり戦争で今起こっている現実をちゃんと見ておかなければ、と意を決した。頭の右上半分を吹き飛ばされ、即死で横たわっている少年の姿であった。もう初めに見たときのような、激しい動揺はなかったが、私の-徹底非暴力の反戦-とは正しくこういうことを目を反らさず直視し続けることであり、自分もそうなることなのだと心に刻んだ。

韓国青年同盟の若い女の子の声でアピールは続く。朝鮮戦争時に、朝鮮半島で米国が行ったことは、チョコレートやキャンディーをばらまきそれに群がった子供達を、一斉に自動小銃で打ち殺すことや妊婦のお腹を引き裂き殺したこと、を自分達は忘れない。米国は絶対に友軍なんかではない事を自分達は知っている。日本がどういう立場に立つかで、今後の米国の、非常に重要な国際的なカギを握っていることを考えてくれ、という悲痛に満ちた叫びであった。今の日本の現実の中では想像もできない、もう一つの戦争という現実が確実に同時進行に進んでいて、実感とは別次元で迫ってきているというリアリティーである。その在日コリアンの彼女の声は、直視できなかったつい一昨日に起こった、頭を飛ばされたまま、まだ生きているかのような少年を、殺戮した米国とそれを許す日本に、向けられているのである。

'03.3.31

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表現する徹底非暴力の反戦通信3

 とうとう、バグダットへ米軍の侵攻は始ったようです。勝てば官軍という言葉を思い出しますが、米側からの報道しか入らない今の状況では、一般市民には益々そのイメージしか残らないことが非常に危惧されます。決して米国のやったことがOK.なのではないという状況への整理をし、この戦争に反対してきた側の説得力としてもつ必要を感じます。

 4/13の東京都知事と地方選挙が相次ぎ、大阪などは市と府の2つの議会の議員選挙です。このままいけば、米国のイラク攻撃がこの絵柄の中、次ぎに騒ぐ材料とされている北朝鮮への脅威に対し、強い日本像として、米国の単なるお溢れでしかない追随へと尻尾を振っていて良かった、が国民の反応として選挙結果に出て来ることでしかないと思います。やはり議会制民主主義への権利を放棄してきた日本の国民は余りにも、日本国憲法を命がけで守る意識もなく無条件に、戦争放棄と平和、を享受してきた、米国という親の元でぬくぬくしてきただけにしか過ぎないのではないか? という事に改めて今回の反戦をいう中で考えさせられました。

 私は、在日コリアンとして、選挙権が日本にも韓国にもありません。中学の頃、社会科が好きで日本国憲法や議会制民主主義のことを初めて知り、自分には選挙権がない事を知らず、選挙という方法で一票を投じることで、数として国というものの成り立ちへ参与できるんだと心がわくわくし、実はその一票を投じる、という形での参加が認められていないと言うのが解ったときの、人間としての権利が自分にはないのだというぐらいに、失意のどん底でした。

日本人は選挙という権利を大事にすべきだと、中学三年の学年ディスカッションで発言をしたのを覚えています。やはり民意という言葉が、死語となっている現在の日本で、どうしてこんなふうになったのか?  どうして選挙がこんなに面白くないのか?  はやはり身近に政治を引き寄せてこなかった、という反省がやはり私達一人ひとりににはあります。選ぶ人も選ばれる人も、もっとみんなの中から政治の戦略と方法を議論し練っていける力として、作られないといけないのを感じます。コツコツとした人と行う共通項への、日本としてどんな政治を手繰り寄せ想念を形とするかの、人間相手のしんどい辛い政策を錬る、ということです。そりゃあ決して面白くはなく、しかし確実に身近な事として変化していくこと、を民意と言うのではないでしょうか。このままにしておくと又、元の木阿弥です。

私はこの危機感というものは無駄ではないと思うし、朝鮮と日本が事を構えるようなことは絶対に避けるべきだし、もっというと、朝鮮半島を戦争の事態とさせるべきではない、と強く思っています。米国の一人勝ちでは今回の戦争は済まされない、今後の本当の意味での主権在民の主体が問われる私も含めて、日本に住み続け故郷といえるところはやはりここしかないと思うし、日本の良さが素直にやっと解るこの年になって、例え何処に住むとしてもやはり思いとしていつもあり思いを馳せるのは、この私の日本だと言えるのを知りました。だから今、責任持って、この国を変えていきたいと思うのです。

取り敢ず出きることは■4/13、絶対に選挙へいく。■4/12、大阪での反戦でもは行く。■政治意識を高めるためにも、学習会・人との議論、などの意見の発露への訓練の場を、作り出していく。とにかく急いでやらないと・・・

03.4.6(日)

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表現する徹底非暴力の反戦通信4

4/3 友人のウォン・ウィンツァンより反戦の想いのメール届く。

4/6 午前=無人のフセイン宮殿を、迷彩服の米軍が徘徊している、米軍占拠の報道。何とも米軍が宇宙人さながらに廃虚の地球を徘徊している、時間と空間の異質なものの衝突との後のねじれが見え、見させられているこちらが錯誤感としての強い混乱を覚える。始めは何のことか理解不可能ではあるが、確かな酷いショック観は大きい。

4/7 ○沖縄の知念ウシさんより、今27号に掲載する情報誌イマージュへの原稿、送信していただく。○昨日の時折嵐とは打って変わっての今日は快晴。昨日のショックは、奇跡を願ってはいなかったつもりでも、自分は無傷のところで何処か奇跡を願っていたことを思い知らされた。この戦争を想うと、お花見をする気持ちになれずにいたが、何かふっ切れるものがあり、やっぱりやろうと思い立つ。イラクへの人々の心と共に。

4/8 ○研究所での研究生との会話=研究生→何をどう考えていいのか解らなくなってきた。フセインなんか早く死ねばいいというような気持ちも湧いてくる。私→確かにテレビ映像としての感情は、そう思わすところがある。しかし、60年・70年と日本での庶民の闘いは負け続け。気が付く人間が少数でも良いと思うし、敗北に悲観することはない。フセイン一人が死んでもアラブの今回の問題は解決しない。個人を攻撃の的にすること事態、何かを隠ぺいしているし事の本質をそらさせる事に使っているだけの証拠。○夜のテレビ遅く=世界の報道陣のパレスチナ・ホテルへ、米軍による砲撃で、3名死亡との急報。とうとう成り振り構わない米軍のイラク攻撃が始まるのか。フセインの死亡説も飛び交う。

4/9 圧倒的武力により勝つのは当たり前。それが戦争というもの。だから武力を放棄して降参するのである。しかし、この日本は戦争自体の放棄をうたった憲法がある。しかし武力は拡充していてちゃんと持っている、どころか世界有数の軍備費を計上している国である。軍事力の大きい国が絶対に勝つ、論理を黙って許しておいては力の勝負に加担することになるし、大多数が一握りの者の奴隷になることである。それが権力構造であり階級社会ではないか。そして戦争とは、力の強い者が弱い者を征していいのである。その論理は、強姦行為と原理をいつにするものである。女でも男でも、負けた者はおかされても文句が言えない、と言う状態である。そんな力の論理ではなく、人間が人間としての叡知で、分かち合おうとすること、が粘り強くある絶対の戦争放棄の精神なのではなか。

 この時代にこれほどの野蛮な戦争がまかり通り、人類は制止できなかった。世界文明発祥の地、として耳に馴染んでいるチグリス・ユーフラテス、という川沿いの営々と築かれてきた人々の生活・宗教のスタイルが。米国の馬が車に変えられたと同様に、一方の単なる生活のために、一掃されようとしている。この事態を、自分の頭で考え見ようとした者は何があっも忘れてはなるまい。そして何が起こっても、形や時間は歪められても、魂だけは残さねばならない。そして、自分はどう考え何を行動としてしたか、勇気を持って後世に語れるようにしなければなるまい。 

03.4.9(水)

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表現する徹底非暴力の反戦通信5

●4/12(土)雨の中、今日のデモは参加者は少ないのかも。明日の選挙を考えると、何としてでも行かなければ・・・

韓国は米軍の求めに応じ、韓国軍をもうすでに昨日にはイラク国境に入ったとのこと(BS1のKBS放送)。統治下へ米国人将軍として送られているガーナは、「日本はまだか、早く来い。」と遠くから首根っこを押さえ、日本は金だ!、といった態度でニュースに映っていた。日本の第二世界大戦の敗戦後が再び再現されるということである。米国が、圧倒的力の勝者として、君臨するのである。私は勿論、戦後世代として戦争は何も知らないわけだが、しかし年を経てくるにしたがって、戦後の日本の状態が、日本人の心の卑屈さとしてとても惨めなものであったろうと、少しづつ解るようになってきている。しかしそれでも、日本の場合は戦争を仕掛けた国として敗者、という位置関係ははっきりしている。それに比べても、今回のイラクには、何故同じように米国が君臨する、戦争統治後、を考えられるのか? どんな発想のもとに成り立つのかがどうしても理解できない。どう考えてもそれは筋違いだし、米国のそんな姿勢で、罪もないイラクの人達が言うことを聞くのであろうか。第一、フセインに難癖つけること事態も、アルカイダとの関係や化学兵器云々も、何の証拠もないままの説得力なしでの一方的開戦であった。このままではその内、米国ブッシュ政権は自国民への証明として、自ら持ち込んでも何処かから化学兵器を出して来る、という事さえもやりかねないと私は思っている。

こんな大変な、時代に私達は遭遇している。米国からの自立としての、日本の独立国としてのプライドを、育てていくことが今後もっと掛っているのを感じる。

●2〜3日ぐらい前、p.m6:30からの大阪のローカルテレビ放送を見ていて、何と!! 驚きではないか。北朝鮮の攻めてきたときのためにを考えて、日本はもっと軍備力を、『持つほうが良いと思う』/『持たないほうが良いと思う』の2つの電話番号があり、「今すぐ、掛けて下さい」という電話投票をやっていた。僅か3〜5分ぐらいの制限時間で、軍備は必要と、思うが6千台。思わないが、その半分しか行かず3千台。という数が出て消えた。私も慌てて電話した。その日の介護の子も(勿論、思わない、の方で)、電話しょうとしたときに終了。これは明日の選挙が占えるのかもしれない。だとしたら確実に、有事立法成立には賛成で、そして日本へも韓国同様に北の脅威で自国を自分で守れる為に徴兵と、米国が言い出したらOK.になる。そしてそういう事は、誰が戦場へ闘いに行くと思うの? と言いたくなるぐらい、無責任投票なのではある。この調子なら明日も、そういう数として出るだけであろう。今ガーナに答える形で(裏では約束しているらしいが)小泉が、国民に向ってはっきりとした姿勢をいわないのは、今年の2大選挙があるからであろう。この米国が引き起こした戦争が、日本の右側勢力にとってどのように転ぶか、を慎重に計っているのである。今のイラクの次ぎには北朝鮮だ、のマスコミの駆り立て方では、確実にこの統計の答えと選挙の結果もなるのであろう。皆、心している選挙権の持てる人は、明日の戦争反対の票を。

●例え国レベルでは派兵となっても、国民の意思表示はしておかないといけないだろうと言うのが、韓国の場合は見えたと思う。やはり無駄死に駆り立てられるのは自分達国民だ、と言う位置からの戦争反対の韓国民の意思表示としてあった激しい反戦デモであった。イラク入りした、と言う韓国軍のことを伝える韓国放送を見ながら、事態への巻き込まれ方は、相当な早さで展開してきているのだと思った。

03.4.12(土)

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