虎視眈眈


暗い洞窟に身を潜め、眼光だけがギラギラ光る
獲物を定めて逃さず、狙う獣の臭い、定める側の息遣い
潜む者も、向かうべき獲物も、唯々の闇の中に境目は失せる

闇は全てを含み、放射し、茫漠として狂気
勝負は
底知れず沸き起こる 未来を夢見る 

                        金満里

» 上演データ |  » 文書資料 |  » 舞台写真  |  公演資料庫へ戻る