山が動く

劇団態変&大野一雄コラボレーション



山が動く舞台
撮影:垂水章
 
 私が舞台での体表現にこだわってきたのは動くことと動かないことの間には何があるのかという興味です。そして動いていないものの中に動いているものを見て取るたびに毎回胸がうち震えるのをおぼえます。それはみえないものを掴まえるような瞬間です。微細な動きの中に空気を震わし一瞬にして宇宙をも掴んでしまうような動き、これは踊りとも舞いとも形容しがたいまさしく「動き」としかいいようがありません。私はこの根源的な魂の瞬間を見て取りたいがために自分の中に透かしていくのです。そして今回そのことがより明確になる機会を与えてくださった大野一雄さんに宇宙へ続く感謝を捧げます。

金滿里


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宇宙と遊ぶ

劇団態変&大野一雄コラボレーション



「宇宙と遊ぶ」舞台
撮影:垂水章


《作品構成》 → click

 

 宇宙とお遊びをする・・・
 人間が成長をするというのは、おそらく、 頭で考えてこうして・・・というのではなくして、例えば、宇宙とお遊びをするとか、それからなんかこう命の根源に遡って小宇宙へ行ったりして、夢、幻のような中でお遊びをするのが、人間が成長する一番の大切な事じゃないかと私は考えています。

大野一雄

遊ぶ、遊ぶ
一匹のハエと遊ぶ。 飛べなくしたハエ。
遊ぶ、遊ぶ。
天井の穴を数えて。何万個。
遊ぶ、遊ぶ。
砂粒と戯れる。 ミクロの世界。
遊ぶ、遊ぶ。
壁のしみ。 優しかったり、恐ろしかったり。
遊ぶ、遊ぶ
手の上で揺れる、水溜りの影。
遊ぶ、遊ぶ。
窓から見える、雲のつづき。
小さいところから大きなところまで、
みんなつながって、 遊んでいる。

金満里



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