2016 劇団態変・東京プロジェクト
photo by 中山和弘

劇団態変 12年ぶりの 東京公演決定!!

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12年間の進化を引っさげ、東京に見参…

劇団態変としての東京公演は2004年「帰郷 ーここが異郷だったのだ」(タイニイ・アリス)以来になります。
この間、抽象身体表現によってある特定の人物の生き様を描く試み(「男は旅に出た」シリーズ)、E.フロムの『自由からの逃走』を抽象身体表現でやってしまうという冒険、などのチャレンジを経て表現を磨きに磨き、象徴的表現へと発展的回帰として「虎視眈眈」「ミズスマシ」「Over the Rainbow」「ルンターいい風よ吹け」「試験管」を上演してまいりました。この間の進化を引っさげての東京公演です。

態変は芸術への参加を開く
 〜東京周辺から現地募集の方と共に舞台を創ります

  ・舞台で表現をする身体障碍者を募集
  ・舞台の裏方スタッフとして、一緒に舞台をつくる健常者(=黒子)を募集
 「障碍者が自宅や施設から這い出して、舞台に上がるまでのプロセスも含め芸術である」劇団態変はこの信念と共に、これまで多数の舞台未経験である障碍者の方達と公演を創ってきました。
 その集大成として、2005年~2007年はマレーシア、2009年~2011年は韓国で、それぞれ現地の障碍者パフォーマー・健常者スタッフを一から募集し、態変のスタイルを核としたチームを作り上げ、芸術性の高く評価される舞台を達成しています。
 障碍者・健常者の芸術を介した真の恊働を貫く事は、現代社会に渦を巻き起こし、新たな文化の創出をうながし続けること。
 新たな勇気と共に、現代に挑みます。

障がい者エキストラ募集
  オーディション11月15日 開催!@座・高円寺

『ルンタ(風の馬)~いい風よ吹け~』

 「チベット死者の書」からインスパイアを受け、現代の生死観を問い直す作品
 態変の抽象身体表現が舞台空間に風を呼び、14のシーン(初演時)を壮大な叙事詩として描き出す
 音楽は全編ライブ演奏(山本公成率いる新編成ユニットでお届け)。また、ウゲン・ナムゲン氏(チベット仏画師)の絵画が作品世界に奥行きを与えていく

 「小宇宙としての身体と大宇宙は、名こそ小や大といった上下関係のようだが、実はもっと対等に並列にある、生かし合うも殺し合うも双方に深く関わる運命共同体だ。」(金滿里・初演時パンフレットより)

日時


2016年 3月11日(金)19:00
     12日(土)13:00/19:00
     13日(日)13:00
会場座・高円寺1 東京都杉並区高円寺北2-1-2
チケット2015年11月6日(金) ご予約開始