vol.92 2025年夏号

クロスオーバー談義●時里充✕金滿里
身体芸術と AIの遭遇
脳と身体と言語
国際芸術祭「あいち」は3年毎に開催される日本国内最大規模の複合的芸術祭です。そこに招聘されることになった態変は、世界初演の新作で臨むこととし「脳」をテーマとします。元々、脳が身体を支配し「役立つ」活動のためのコントロールをすることへのアンチが態変の身体芸術の真髄でしたが、脳を通り越してAIが席巻し始めたこの時代に向き合うべきテーマと考えたわけです。そして、いっそのこと、AIと組んでアートを創る作家とのコラボレーションを試みることと相成った次第。その作家・時里充氏と、作品創りが山場を迎えた時期に行なった対話をここに掲載します。
クロスオーバー談義●時里充×金滿里
身体芸術と AIの遭遇 脳と身体と言語
[連載]
[大野慶人の言葉 第14回] 大野慶人の稽古(3) ……………… 大野圭子
ことばとからだ(13) 人形のいのち ………………………西成彦
人倫の奈落・ガザをめぐる往復書簡 ……………………金滿里×岡真理
[イラスト] 伊祖から届く風 39 …………………… メラミキコ
[酒と食いもんのエッセイ 16] 宮崎の夏料理、冷や汁 ……佐藤菜月
「相模原事件の検証に関する質問主意書」(第 215回国会)の意義 …… 仙城真
7.26施設障碍者虐殺9年目の追悼アクション ………………… 内田陽子
相模原障碍者大虐殺事件に対するイマージュ声明
共生・共働する社会をめざして
〜「わっぱの会」視察レポート… …………… 岩城あすか
復権と地域共生
第62回日本リハビリテーション医学会潜入記…………………… 仙城真
[金滿里のページ] 金滿里の身体表現芸術論
第三章…表現する身体 Ⅱ…日常の逸脱として ………金滿里